Vistaは高すぎる

ずいぶん前に買ったParallels Desktopをインストールして、今日はVistaを求めに大学のコンピューターストアに行ったら、思わぬことを言われた。値段のことだが、Mac OS Tigerが70ドルくらいだったので、Vistaもそれくらいだろうと思っていたら、200ドル以上もすると言われて、気持ちがひるんだ。XPでもいいのだが、それだともっと高くて300ドル以上と言われた。ラップトップでも安いのだと500ドルで買える時代だというのに、なんともすごい値段設定だ。店の人と話をしていて分かったことだが、マイクロソフトは、旧OSを持っている人にはアップグレード版というのを販売していて、それだと80ドルで買えるが、今回のぼくのように新参者には200ドルを超える値段でフル・ヴァージョン版を売っている。

ウィンドウズで何をしたいかというと、英語辞書を使いたいのだ。今使っている二つの辞書はどちらもIntel Macでは使えないので、不便を感じていた。インテル対応のヴァーションを早く作ってくれればいいのだけど、いつになるやら。ぼくが使っている辞書は、Webster's Third New International Dictionary UnabridgedとCollins Cobuildだが、インテル版はまだでていない。だから、Mac上でWindowsを走らせて、辞書を使おうと思った次第だ。

他の辞書を見てみると、Random House Webster's UnabridgedとOxfordはWindowsのみ対応だし、American HeritageはMac対応だが、Intel Mac対応かどうかは分からない。ということは、今の時点で、インテルマックで動く辞書はないか、あっても一つだけ。ないという可能性が90%だろう。辞書はあればあるだけ役に立つので、200ドルをはたいてヴィスタを買うのは、致し方ない出費かもしれない。でも、OSだけにそれだけ金をかけるなら、500ドルでウィンドウズのノートブックを買って、辞書専用マシンにするのも悪くないと思う。しばらく考えてみる。