大統領候補者たちと音楽

昨年11月のローリング・ストーン誌に、大統領候補たち6人のキャンペーンソングが載っていた。すでに脱落した人たちもいるし、まだ残っているのにこの記事に取り上げられていないハッカビーがかわいそうな気もするが、ざっと紹介しよう。

クリントン

  • テーマ曲:Celine Dion "You and I"
  • その他:Timbalandが資金集めパーティで唄った。Merle Haggardが"Hillary"という歌を作った。ヒラリーの60歳の誕生日会で、Elvis CostelloとWallflowersが演奏した。

エドワーズ

  • テーマ曲:Foo Fighters "Times like These," John Mellencamp "This is Our Country"
  • その他:John Fogerty, Don Henley, Russell Simmons, Barry Manilow, Barbara Streisand, Boyd Tinsleyなど。MTV/MySpaceのフォーラムに登場した。

オバマ

  • テーマ曲:Sam & Dave "Hold On, I'm Comin'," Jackie Wilson "Higher and HIgher"
  • その他:Stevie Wonderが資金集めパーティーで唄った。

ジュリアーニ

  • テーマ曲:Survivor "Eye of the Tiger," Stevie Nicks "Stand Back," Seal "Fly Like an Eagle"
  • その他:Vic Damone

マケイン

  • テーマ曲:Darryl Worley "I Will Hold My Ground"

ロムニー

オバマのジャッキー・ウィルソンは、気分が高揚すること請け合い。ロムニープレスリーは、2002年に発表されたテクノリミックスだけど、こんな曲で大丈夫?という感じ。エドワーズのメレンキャンプの曲は、車のCMでも使われている。無難といえば無難。ジュリアーニのサヴァイバーも無難な選曲といえよう。クリントンのディオンの曲をiTuneで30秒だけ試聴したが、真面目一直そうなクリントンらしいといえばらしい。オバマの遊び心とは対照的だ。マケインの歌はカントリーだ。これもiTuneで30秒聞いてきたが、とくにどうということはない。その曲の歌詞に「自分が正しいと思うことのために戦うことを恐れません」とあるらしい。

でも、クリントンオバマは一体どちらが勝つんだろう? 両者どちらが勝つかという観点ではまったくわからないが、マケインに勝てるのはどちらかと考えれば、ぼくはオバマでは勝てないと踏んでいる。今日はウィスコンシンで投票がある。とりあえず結果が気になる。