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学会でソウルへ、ミョンドン一日観光

先々週は学会のためにソウルに行きました。滞在日数は3日で、うち2日はまるまる学会のために会場に缶詰状態。3日目にミョンドンとよばれるソウル市の繁華街を観光しました。以下は雑感です。 街の作りは日本よりもアメリカ的。住所表示方法はまさにアメリカ…

走るための動機を思い出す101のリスト

ツイッターでフォローしているアメリカのランニング・マガジンRunners' Worldに、101Kicks in the Buttという、走るためのモチベーションを101個紹介した記事をみた。101のリストをざっと見たときの感想は、走るのにこんなにたくさんの理由とか動機とか仕掛…

 おせっかいな電車

村上春樹が2000年頃、雑誌「アン・アン」に書いたコラムをまとめたものが、『村上ラヂオ』というタイトルで新潮文庫に入っている。そのなかに「おせっかいな飛行機」というコラムがある。村上が飛行機で札幌から羽田に移動したときの機内のさまざまな「おせ…

リオ#2:語学の基本、カルメン・ミランダ、サンバ、コパカバーナ、コルコバード他

もっとまめに更新するつもりが、たった一回しか更新せず、もう成田に着いてしまった。ニューヨークからの飛行機の中で書いた。最初は言葉のことから、、、リオではまったく英語が通じない。1,2,3という数字も通じない。ということは、ブラジルの学校で…

リオ#1:ブラジルにまつわるイメージ

リオに来て五日目。いくつか思ったこと、見たことをまとめて書いておきたい。今日は、ブラジルに関するイメージと、実際に見てみた感想について。ブラジルと聞いて、思い浮かぶことはいくつかあるが、その一つはコーヒー豆の輸出国だということ。なのでブラ…

敗者の弁

テレビでスポーツ観戦をするときは、ゲームそのものはもちろんだが、ゲームのあとの敗者の弁にも注目している。日本のテレビは敗者にマイクを向けることはあまりしないが、アメリカのテレビではごく普通にやっているので(たとえば、MLBのケーブルチャンネル…

「ロンリー・プラネット」旅行ガイド

外国を旅行するときのガイドブックとして、ここ数年は「タイムアウト」シリーズを読むことが続いていたが、今回は「ロンリー・プラネット」を買って、もうすぐ行くリオデジャネイロについて勉強している。 日本では「地球の歩き方」がよく読まれているが、英…

駅改札にみる日本人の性悪説的発想

以前から、日本の社会は性悪説を前提にして成り立っていると思っていた。性善説でも性悪説でも、考え方自体はどちらが正しいとか良いとか論じる問題ではないが、性悪説の発想によって作られる社会システムが経済コストを押し上げる場合が多いので、一つ具体…

小学生の集中力を自分に活かす

先週から近所の大学図書館に通って執筆に集中している。大学は休暇中なので学生の数は少ないが、小中高の子どもたちが勉強しにきていて適度ににぎわっている。やかましいという意味ではなく、むしろみんなマナーがいいので静かだ。勉強の内容は違ってもいろ…

はてなにブログを一本化します

ぼくはエキサイトにもブログを持っていますが、二つのブログを管理するのが面倒になってきたので、エキサイトで書いたものをはてなに移すことにしました。エキスポート機能があれば楽ですが、残念ながらありません。一つ一つ手作業でやるしかなさそうです。…

日本は感染症対策の途上国だという話

インフルエンザでなぜここまで過剰に騒ぐのか、度を超えているとは思っているものの、なぜこういう過剰対応に走るのかという説明は、自分としてはできなかった。国民性だからと言うだけでは説明したことにはならないし、行政とテレビ・新聞が騒ぎを大きくし…

モレスキンに月次予定表を追加する

モレスキン・メモ(ポケット判)の裏表紙についている収納ポケットをどう活用すればいいか、ぴったりのアイデアが長い間出てこなかったが、とうとう見つけた。書店の文具売り場で、4月始まりの手帳のコーナーを見ていると、モレスキンの大きさにぴったりの薄…

続・不要な自動配信メールを配信停止にする

二週間ほど前、各種オンラインストアから送られてくる宣伝メールをまとめて解除した。一度ですべてを解除できるものではないので、その後も毎日届くたびに解除作業を行っている。その数は、思っていたよりもはるかに多く、途中までは数を数えていたが、気が…

不要な自動送信メールを配信停止にする

毎日洪水のように届くメール。そのほとんどは読む必要のない自動送信メールで、ゴミ箱のアイコンをクリックしてどんどん捨てていくのが日課になってしまっている現実を楽にするために、不要な自動送信メールをまとめて配信拒否にした。楽天で買った店の広告…

Sleeptracker Pro で睡眠の傾向を知る

先月からSLEEPTRACKER PROで毎日の睡眠を記録している。すると、自分の睡眠の傾向が分かってくる。ぼくの場合は問題が二つあり、一つは、眠りに入ってもなかなか深いレベルの睡眠(ノンレム)まで行かないこと。寝入ってから一時間後ぐらいに目が覚めてしま…

モレスキンは高価だが、他には代えがたい利点がある

思いついたことを書き留めるのに、ファイル用のカードを使ってきた。この方法はそれ自体、つまり書きたいときにいつでもどこでも書くことができるという点ではうまく機能するが、最近この方法の欠点が気になり出した。何かというと、カードに書いた後は、一…

What a Wonderful Feeling!

今年の一番の個人的出来事は、胃が変調をきたしたことだった。変だという自覚症状は3月くらいからあったが、ちょうどその頃は暴飲暴食がつづいた時期だったので一時的なものだと思い込み、食事量を抑えるなどして調整してきたが、変調は断続的に続いた。しか…

Sleeptracker Pro

以前どこかで見て以来、使ってみたいと思っていた目覚まし時計を購入。目覚まし時計といっても、見た目は腕時計そのもので、じっさいこれをつけて外出してもなんの違和感もない。もっとも、やや厚ぼったい点は否めないが。普通、目覚まし時計といえば、決め…

The New Yorker digital edition

読みどころ満載の「ニュー・ヨーカー」誌だが、定期購読で日本に送ってもらうには、年間110ドルかかる。これだけ払う価値のある雑誌であることには間違いなので、ウェブ上で名前とか住所とか購読の申し込みをやっている最中、デジタル版購読というオプション…

ムンバイ=ボンベイ

インドのテロは一応鎮圧したもようだが、ムンバイという都市は初めて耳にする名前だった。日本人が出張で出かけるぐらいなのだから、それなりの規模の都市には違いない。しかし、うち一つのホテルの建築様式をみると、最近のし上がってきた新興都市ではない…

夏の終わりの感じ方

ようやく、酷暑の夏が過ぎたようでほっとしている。アメリカ中西部の夏を過ごしていたときは、夏の盛りからして、過ぎゆく季節のはかなさみたいなものを感じていたが、日本の夏は、盛りの時は暑すぎて季節に対する感性が麻痺していて、終わってようやく夏が…

夏バテ

日本の夏はきつい。夜の蒸し暑さが睡眠の質を悪くする。蚊が飛んでいると、もうダメ。起きると体がむくんでいる。外は暑いが、いったん電車に乗ると反対に寒い。これからが夏本番だが、もうばてている。特効薬はないので、冷たいものを飲みすぎないとか、エ…

眼鏡

メガネが見えにくくなっているので、新しいのを作った。左目の近視が進んでいると言われた。近視というのは30を超えればそれ以上進行しないというのは嘘のようだ。これまでは左右の視力にかなり差があり、左のほうがよく見えたのだが、これで左右同じぐらい…

EndNoteの乱

今書いている章のfootnoteを見返すと、引用ページの数字がごっそり抜け落ちている。なんじゃこれは。顔面蒼白。先月書いた章を見てみると、やっぱり引用ページが抜け落ちている。もうそれ以上見ても仕方ない。手もとに資料があれば、その資料を開いて引用部…

靴べら

4年か5年前、デトロイト郊外のノードストロームでAllen Edmondsの靴を買った時にもらった同ブランド名の入った靴べらは、とても使いやすくて気に入っていた。だから、アメリカから持ってきたという記憶はあったが、荷物の箱を全部整理しても出てこなかった、…

紙の辞書

前世紀の様式に戻って、ちかごろ紙の辞書を使うようになった。必要な辞書類はすべてデルのノートブックにインストールしているのだが、最近はめっきりつかわなくなって、代わりに紙の辞書をめくっている。そりゃ、時間的には圧倒的に遅い。けど、これのほう…

恋しいものはといえば2

何といってもアメリカの雑誌がよめないこと。USPSに日本の住所への転送願いを出したが、どうも雑誌は適用外のようで、日本に来てもう1か月が経つが、雑誌は一冊も転送されてこない。アメリカの雑誌は安くて面白いので、たくさん定期購読していたが、それら…

恋しいものはといえば

アメリカを離れて何が寂しいかというと、野球である。実際プレーするのではなくて、テレビで観る野球である。日本にだって野球中継はあるが、とても見ていられない。実況中継がひどいからだ。ああいうことを喋っていて、自己疑問がわいてこないのだろうか。…

荷物とどく

アメリカから船便で送った段ボール40箱が届いた。3月11日に荷物を引き取りにきてもらって、ミシガンから陸路で西海岸の港(具体的にどこかは知らない)まで行き、船で東京港に着いたという連絡を4月の第2週にいただいた。税関検査とかで、しばらくは東京港で…

そうそう

ここはもうミシガンではありません。ドロシーは竜巻に巻き込まれて魔法の国につきましたが、ぼくは乱気流に巻き込まれながら日本に着きました。ドロシーはカンザスに戻りたかったので、エメラルド・シティにいるオズに会いに行きましたが、ぼくはミシガンに…